製品の登録と有効化

このセクションの内容:

ライセンスを購入・登録する

Dr.Web for Linuxの有効化

試用期間

キーファイルのインストール

集中管理サーバーとの接続

2回目以降の登録

ライセンスを購入・登録する

ライセンス購入後、製品コンポーネントとウイルスデータベースの更新が Doctor Web 更新サーバーから定期的にダウンロードされます。また、購入した製品のインストール中や使用中に問題が発生した場合、Doctor Web またはそのパートナーによって提供されるテクニカルサポートサービスをご利用いただけます。

Dr.Web製品の購入や製品のシリアル番号の入手は、パートナー(パートナーのリストは https://partners.drweb.com/ を参照)から、またはオンラインストア(https://estore.drweb.com/)で行うことができます。ライセンスのオプションに関する詳細については、Doctor Webの公式サイト(https://license.drweb.com/)を参照してください。

Dr.Web for Linuxの正規ユーザーであることを証明し、ウイルスデータベースの更新を含むDr.Web for Linuxの機能を有効化するためにライセンス登録が必要です。インストールが完了したら、製品を登録してライセンスの有効化を行うことをお勧めします。購入したライセンスは、以下のいずれかの方法で有効にできます。

Dr.Web for Linuxの有効化

ライセンスは以下のいずれかの方法で有効化することができます。

ライセンスマネージャーに含まれた 登録ウィザード 経由で

Doctor Web 公式サイト https://products.drweb.com/register/

ライセンスを有効化または更新するには、シリアル番号を入力する必要があります。シリアル番号はDr.Web for Linuxと一緒に提供されるか、オンラインでライセンスを購入または更新した際にメールで提供されます。

ライセンスを更新するには、登録したシリアル番号を入力するか、前回のライセンスキーファイルを提示してください。そうでない場合、新しいライセンスの期限が150日短縮されます。

 

複数のコンピューター上でDr.Web for Linuxを使用するための有効化されていない複数のライセンスを所有しており、Dr.Web for Linuxを1台のコンピューターでのみ使用したい場合は、そのように指定することができます。その場合、すべてのライセンスが統合され、ライセンス有効期限が自動的に延長されます。

試用期間

Dr.Webユーザーの方は1か月の試用期間を取得することができます。試用期間はライセンスマネージャーの登録ウィザードウィンドウ内で取得できます。個人データを入力する必要はありません。

ライセンスマネージャーの登録ウィザードは、初回のDr.Web for Linux起動時に開きます(通常、Dr.Web for Linuxのインストールが完了すると登録ウィザードが起動します)。現在のライセンスに関する情報が表示された ページ新しいライセンスを取得 をクリックすることで、いつでもライセンスマネージャーから試用期間の登録または取得を開始できます。

シリアル番号を使用してライセンスを有効化する、またはデモライセンスをリクエストするには、有効なインターネット接続が必要です。

ライセンスマネージャー経由で試用期間またはライセンスを有効化した場合、キーファイル (ライセンスまたはデモ)はローカルコンピューター上の目的のディレクトリ内に自動的に生成されます。Webサイト上で登録を行った場合、キーファイルはメールで送信されます。このキーファイルを手動で インストール する必要があります。

登録ウィザードが使用できない場合(オペレーティングシステムにGUIがない場合など)、コマンドラインインタフェース drweb-ctl のライセンス管理用 コマンド を使用できます。これにより、登録されたライセンスのシリアル番号(メールで入手した試用期間のシリアル番号を含む)に対応するデモキーファイルまたはライセンスキーファイルを取得できます。drweb-ctl ユーティリティに関する詳細はユーザーマニュアルを参照してください。

Dr.Web for Linuxのユーザーマニュアルフルバージョンは以下の方法で入手可能です。

Doctor Web 公式サイト https://download.drweb.com/doc/ で(インターネット接続が必要です)

/opt/drweb.com/share/doc フォルダ内のPDFファイルとして(ファイル名のサフィックスは、マニュアルの言語を示しています)

 

キーファイルのインストール

製品の有効なライセンスに対応するキーファイルをお持ちの場合(キーファイルをメールで受け取った場合、またはDr.Web for Linuxを別のコンピューター上で使用する場合など)、そのキーファイルへのパスを指定することでDr.Web for Linuxを有効にできます。キーファイルへのパスを指定するには以下の方法があります。

登録手順の最初のステップで、ライセンスマネージャー 内で その他の有効化の種類 をクリックし、キーファイルまたはキーが含まれたzipアーカイブへのパスを指定する。

手動で。この場合、以下の手順を行ってください。

1.アーカイブの場合はキーファイルを展開します。

2.キーファイルを /etc/opt/drweb.com ディレクトリにコピーし、必要に応じてファイル名を drweb32.key に変更します。

3.次の コマンド を実行します。

# drweb-ctl reload

すべての変更が適用されます。

また、次の コマンド を使用することもできます。

# drweb-ctl cfset Root.KeyPath <path to the key file>

この場合、キーファイルは /etc/opt/drweb.com ディレクトリにコピーされず、元の場所に残ります。

キーファイルが /etc/opt/drweb.com ディレクトリにコピーされない場合、ユーザーはファイルが破損や削除から確実に保護されているようにする必要があります。キーファイルが誤ってシステムから削除されてしまう可能性があるため(キーファイルのあるディレクトリが定期的にクリーンアップされる、など)、このインストール方法は推奨されません。キーファイルが失われた場合、新しいキーファイルをサポートに要請することができます。ただし、その回数には上限があります。

 

集中管理サーバーとの接続

インターネットサービスプロバイダーまたはネットワーク管理者によって、集中管理サーバーとの 接続設定ファイル が提供される場合、ファイルへのパスを指定することでDr.Web for Linuxを有効にできます。以下の手順を行ってください。

設定ウィンドウ内Modeタブ へ行き、集中管理モードを有効にする チェックボックスにチェックを入れます。表示されたメニューで ファイルから読み込む を選択し、接続設定ファイルへのパスを指定して 接続 をクリックします。

2回目以降の登録

キーファイルを紛失し、現在のライセンス期限が切れていない場合は、再度登録する必要があります。前回の登録時と同じ個人データを入力してください。メールアドレスは別のものを使用できます。その場合、キーファイルは新しく指定されたアドレスに送信されます。

ライセンスマネージャーまたはライセンス管理用コマンドを使用してライセンスキーファイルを取得できる回数には上限があります。その上限回数を超えた場合は、https://products.drweb.com/register/ にてシリアル番号の登録を確認すると、メールにてキーファイルを受け取ることができます。キーファイルは、確認したシリアル番号に登録されたメールアドレスに送信されます。