リポジトリからインストールする

Dr.Web for Linuxのネイティブパッケージは、https://repo.drweb.com のDr.Web公式リポジトリにあります。OSのパッケージマネージャーが使用するリストにDr.Webリポジトリを追加すると、OSのリポジトリから他のさまざまな製品をインストールするのと同様に、ネイティブパッケージから製品をインストールすることができるようになります。必要な依存関係は自動的に解決されます。また、この場合、OSパッケージマネージャーによる、接続されたリポジトリからインストールされたすべてのDr.Webコンポーネントの検出がサポートされています。検出されたすべての更新のインストールの提案もサポートされています。

Dr.Webリポジトリにアクセスするには、インターネットアクセスが必要です。

 

以下に記載するすべてのコマンド(リポジトリ追加、電子署名キーのインポート、パッケージのインストールとアンインストールに使用されるコマンド)は管理者権限で実行する必要があります( root ユーザーによって)。権限を昇格するには、su コマンド(カレントユーザーを変更する)または sudo コマンド(指定されたコマンドを別のユーザーの権限で実行する)を使用します。

以下のOS(パッケージマネージャ)の手順を参照してください。

Debian、Mint、Ubuntu(apt)

ALT Linux、PCLinuxOS(apt-rpm)

Mageia、OpenMandriva Lx(urpmi)

Red Hat Enterprise Linux、Fedora、CentOS(yum、dnf)

SUSE Linux(zypper)

Debian、Mint、Ubuntu(apt)

1. これらOS用のリポジトリはDoctor Webによって電子署名されています。リポジトリにアクセスするには、以下のコマンドを実行することで、デジタル署名キーをインポートし、パッケージマネージャーストレージに追加します。

# apt-key adv --keyserver hkp://keyserver.ubuntu.com:80 --recv-keys 8C42FC58D8752769

2.リポジトリを追加するには、/etc/apt/sources.list ファイルに以下のラインを追加します。

deb https://repo.drweb.com/drweb/debian 11.1 non-free

1および2の手順は、特別なDEBパッケージをリポジトリからダウンロード、インストールすることでも実行できます。
パッケージは次のリンクからダウンロードします:https://repo.drweb.com/drweb/drweb-repo11.1.deb

3. リポジトリから Dr.Web for Linuxをインストールするには、以下のコマンドを使用します。

#apt-get update
# apt-get install drweb-workstations

代わりのパッケージマネージャー(Synapticまたはaptitudeなど)を使用して製品をインストールすることもできます。パッケージの競合が発生した場合は、それを解決するためにaptitudeなどの代わりのマネージャーを使用することが推奨されます。

ALT Linux、PCLinuxOS(apt-rpm)

1.リポジトリを追加するには、/etc/apt/sources.list ファイルに以下のラインを追加します。

rpm https://repo.drweb.com/drweb/altlinux 11.1/<arch> drweb

<arch> には、パケットアーキテクチャを指定します:

32-bitバージョンの場合:i386

AMD64アーキテクチャの場合: x86_64

ARM64アーキテクチャの場合: aarch64

E2Kアーキテクチャの場合: e2s

2. リポジトリからDr.Web for Linuxをインストールするには、以下のコマンドを使用します。

#apt-get update
# apt-get install drweb-workstations

代わりのパッケージマネージャー(Synapticまたはaptitudeなど)を使用して製品をインストールすることもできます。

Mageia、OpenMandriva Lx(urpmi)

1.以下のコマンドを使用してリポジトリを接続します。

# urpmi.addmedia drweb https://repo.drweb.com/drweb/linux/11.1/<arch>/

<arch> には、パケットアーキテクチャを指定します:

32-bitバージョンの場合:i386

64-bitバージョンの場合: x86_64

2. リポジトリからDr.Web for Linuxをインストールするには、以下のコマンドを使用します。

# urpmi drweb-workstations

代わりのパッケージマネージャー(rpmdrake など)を使用して製品をインストールすることもできます。

Red Hat Enterprise Linux、Fedora、CentOS(yum、dnf)

1. 以下のコンテンツが含まれた drweb.repo ファイルを /etc/yum.repos.d ディレクトリに追加します。

[drweb]
name=DrWeb - 11.1
baseurl=https://repo.drweb.com/drweb/linux/11.1/$basearch/
gpgcheck=1
enabled=1
gpgkey=https://repo.drweb.com/drweb/drweb.key

echo などのコマンドを使用して上のコンテンツをファイルにロギングし、出力をリダイレクトする場合は、$ 記号をエスケープする必要があります(\$)。

 

1の手順は、特別なRPMパッケージをリポジトリからダウンロード、インストールすることでも実行できます。
パッケージは次のリンクからダウンロードします:https://repo.drweb.com/drweb/drweb-repo11.1.rpm

2. リポジトリからDr.Web for Linuxをインストールするには、以下のコマンドを使用します。

# yum install drweb-workstations

Fedora のバージョン22以降では、マネージャー yum の代わりに dnf を使用することが推奨されます。例:

# dnf install drweb-workstations

代わりのパッケージマネージャー(PackageKit または Yumex など)を使用して製品をインストールすることもできます。

SUSE Linux(zypper)

1. リポジトを追加するには、以下のコマンドを使用します。

# zypper ar https://repo.drweb.com/drweb/linux/11.1/\$basearch/ drweb

2. リポジトリからDr.Web for Linuxをインストールするには、以下のコマンドを使用します。

# zypper refresh
# zypper install drweb-workstations

代わりのパッケージマネージャー(YaSTなど)を使用して製品をインストールすることもできます。