ウイルスデータベースとプログラムコンポーネントを更新する

悪意のあるオブジェクトを検出するために、Dr.Web製品は既知のすべての悪意のあるプログラムに関する情報が含まれたウイルスデータベースを使用します。データベースを定期的に更新することで、それまで未知であったウイルスを検出し、それらの拡散をブロックすることができます。また、以前は修復不可能であった感染したファイルを修復することが可能になる場合もあります。ウイルスデータベースの他に、Dr.Webソフトウェアコンポーネントとヘルプドキュメントも更新されます。

Dr.Webを更新するには、インターネットか更新ミラー(ローカルフォルダまたはネットワークフォルダ)、または更新ミラーが設定されているコンピューターが1台以上あるアンチウイルスネットワークに接続する必要があります。更新元設定のカスタマイズは、一般 Ρ 更新 で行うことができます。Dr.Web更新パラメータのカスタマイズの詳細は、更新 セクションを参照してください。

更新が必要かどうか確認する

ウイルスデータベースとプログラムコンポーネントが最新であるかどうかを確認するには、Dr.Web メニュー Dr.Webアイコン を開きます。更新が必要ない場合、更新 項目が緑色で表示されます。

図 13. Dr.Webメニュー

更新が必要な場合、更新が必要です が赤色で表示されます。

図 14. 更新が必要な場合

更新を開始する

更新の実行中に、お使いのバージョンのDr.Web向けの更新ファイルがすべてダウンロードされ、最新のバージョンがリリースされた場合にはDr.Webのアップグレードが行われます。

注意

実行可能ファイル、ドライバ、またはライブラリの更新後、再起動が必要な場合があります。この場合、警告が表示されます。再起動する時間を設定したり、次のリマインダーの時間を選択できます。

Dr.Webメニュー  Dr.Webアイコン から更新を実行するには

1.Dr.Web メニュー Dr.Webアイコン を開き、更新 を選択します。このメニュー項目の色は、ウイルスデータベースとプログラムコンポーネントの更新状況によって異なる場合があります。

2.Dr.Webウイルスデータベースとコンポーネントが最新であるかどうかに関する情報や、それらの最終更新日を表示するウィンドウが開きます。更新 をクリックして更新を開始します。

コマンドラインから更新を開始するには

1.Dr.Web インストールフォルダ(%PROGRAMFILES%\Common Files\Doctor Web\Updater)を開きます。

2.drwupsrv.exe ファイルを実行してください。コマンドラインパラメータの一覧は 付録 A をご覧ください。

アップデートと統計ログ

統計 タブで更新履歴を確認するには

1.Dr.Web メニュー Dr.Webアイコン を開きます。

2.Security Center を選択します。

3.統計 タブを開きます。

4.詳細なレポート タイルをクリックします。

Dr.Webの更新ログは、%allusersprofile%\Doctor Web\Logs\ フォルダにある dwupdater.log ファイルに保存されています。

インターネットアクセスなしでのデータベースとコンポーネントの更新を設定する方法