バックアップ

バックアップ セクションでは、Dr.Web Serverのクリティカルなデータのバックアップコピーをローカルで保存し、それらの内容をファイルやフォルダとしてみることができます。

バックアップ中には次のオブジェクトが保存されます:リポジトリ設定、設定ファイル、暗号化キー、証明書、内蔵データベースのバックアップ。

Dr.Web Server のクリティカルなデータのバックアップコピーは以下の場合に保存されます。

Serverスケジュールに従って クリティカルなServerデータのバックアップ タスクが実行された結果として。

backupスイッチを使用してコマンドラインからServer実行ファイルが起動された際のバックアップの結果として。このコマンドラインについては、付録H3.5. Dr.Web Serverの重要なデータのバックアップを参照してください。

バックアップに関する情報を確認する

バックアップに関する情報を表示するには、階層ツリーで必要なバックアップに関連するオブジェクトを選択します。バックアップは、ストレージのディレクトリ(デフォルトフォルダ:UNIX系OSでのDr.Web Serverでは var/opt/drwcs/backup、WindowsでのDr.Web Serverでは C:\DrWeb Backup)、およびServerスケジュールタスクで指定されたバックアップストレージのすべてのパスに従って、ツリーに配置されます。Windows環境のServerタスクで空白のフィールドが指定されている場合、デフォルトで C:\Program Files\DrWeb Server\var\backup フォルダが使用されます。

Serverフォルダ内に保存されているバックアップのみ表示することができます。

バックアップディレクトリまたはファイルを選択した場合、該当するオブジェクトに関する次の情報を含んだプロパティウィンドウが開きます:タイプサイズ(個別のファイルのみ)、作成日変更日

バックアップの管理

ツールバーにある以下のボタンを使用します。

バックアップ - Serverの重要なデータをバックアップします。

エクスポート - 選択されたオブジェクトのバックアップをControl Centerが起動しているコンピューターに保存します。

選択したオブジェクトの削除 - ツリー内で選択されたオブジェクトを削除します。復元することはできません。

バックアップエクスポート

バックアップをローカルで保存するには

1.階層ツリー内で、必要なバックアップ(バックアップ全体を選択するには、該当するバックアップに対応するフォルダをツリー内で選択します)、またはバックアップを構成する個別のファイルを選択します。複数のオブジェクトを選択するには、ctrlまたはshiftを使用します。

エクスポートする際の、オブジェクトの主な種類は以下のとおりです。

a)以下のオブジェクトが選択された場合、バックアップのzipアーカイブが保存されます。

1つ以上のバックアップ全体(バックアップに対応するフォルダを選択した場合)。

バックアップを構成する複数の個別ファイル。

b)バックアップを構成する複数の個別ファイル。エクスポートの対象として1つのファイルのみが選択された場合は、アーカイブされずにそのまま保存されます。

2.ツールバー上で エクスポート をクリックします。

3.Control Center を開いているwebブラウザの設定に応じて、選択されたオブジェクトのzipアーカイブの保存先となるパスを指定します。

バックアップ

Serverのクリティカルなデータを保存するには、ツールバーの バックアップ をクリックします。データがgzアーカイブに保存されます。バックアップファイルはbackupスイッチを使用してコマンドラインからServer実行ファイルを実行した際に生成されるものと同じになります。

このコマンドラインについては、付録H3.5. Dr.Web Serverの重要なデータのバックアップを参照してください。