ハンドラー |
ハンドラー セクションでは、クライアント要求を処理する方法とその環境を設定することができます。 全般 使用可能な設定はハンドラーのタイプによって異なります。 ウェブソケットの場合、プロトコル 属性に応じて必要なハンドラーを選択します。 それ以外のタイプのハンドラーの場合、プレフィックス 属性に応じて必要なハンドラーを選択します。 使用するハンドラーのタイプは タイプ ドロップダウンリストから選択します。 •ハンドラー 選択したスクリプトが、URLのパスをパラメータとして実行されます。パスがない場合、ディレクトリ フィールドのパスが使用されます。 ▫プレフィックス - HTTPリクエストのURLパスのプレフィックス ▫ディレクトリ - 転送されるファイルへのパスがそこからの相対となるWebサーバーのルート内のディレクトリ ▫スクリプト - 処理スクリプト •混合ハンドラー 要求されたファイルの種類に応じて、静的ファイル タイプまたは スクリプト タイプのように動作します。 ▫プレフィックス - HTTPリクエストのURLパスのプレフィックス ▫インデックスファイルのリスト - Webクライアントがディレクトリインデックスを要求した場合に、どのファイルをどの順序でダウンロードするかを定義します。 ▫スクリプト - Luaスクリプトとみなすファイル拡張子のリストです。 •スクリプト 要求されたファイルはすべてLuaスクリプトとして実行されます。 ▫プレフィックス - HTTPリクエストのURLパスのプレフィックス ▫ディレクトリ - 転送されるファイルへのパスがそこからの相対となるWebサーバーのルート内のディレクトリ •静的ファイル ファイルの内容はそのまま提供されます。 ▫プレフィックス - HTTPリクエストのURLパスのプレフィックス ▫ディレクトリ - 転送されるファイルへのパスがそこからの相対となるWebサーバーのルート内のディレクトリ ▫インデックスファイルのリスト - Webクライアントがディレクトリインデックスを要求した場合に、どのファイルをどの順序でダウンロードするかを定義します。 •仮想ファイルシステム 静的ファイル タイプに似ていますが、ファイルは ディレクトリ フィールドで指定された dar 内部形式のアーカイブからロードされます。 ▫プレフィックス - HTTPリクエストのURLパスのプレフィックス ▫ディレクトリ - 転送されるファイルへのパスがそこからの相対となるWebサーバーのルート内のディレクトリ •予め定義されたウェブソケット サーバー付属の共有ライブラリ(dll または elf共有オブジェクト)によって実装されるウェブソケットアプリケーションです。ライブラリファイル名はウェブソケットプロトコルに対応したものになり、ファイルは ib-root / websockets に置かれます。 ▫承認スクリプト - ユーザーを承認するLuaスクリプトファイルの名前です。 ▫プロトコル - Webソケットに接続するためのHTTP要求で送信される WebSocket-Protocol フィールドの値です。 •ユーザー定義されたウェブソケット Luaスクリプトによって実装されるウェブソケットアプリケーションです。スクリプトファイル名はウェブソケットプロトコルに対応したものになり、ファイルは home-root/websockets に置かれます。 ▫承認スクリプト - ユーザーを承認するLuaスクリプトファイルの名前です。 ▫プロトコル - Webソケットに接続するためのHTTP要求で送信される WebSocket-Protocol フィールドの値です。 アクセス アクセス制御リスト(ACL)で、クライアントがWebサーバーにアクセスできるネットワークアドレスに対する制限を設定することができます。 設定は、Dr.Web Server securityの設定 と同じです。 設定が指定されていない場合、すべてのアドレスが許可されます。 認証 ウェブソケットを除くすべてのタイプのハンドラーで使用することができます。 このセクションでは、それに対してWebクライアントから基本的なhttp認証を要求する必要がある、要求のリソースのリストを設定します。 •範囲(領域) - Webサーバーが WWW-Authenticate:Basic realm = "ADMIN" パラメーターでクライアントに渡す値です。誰が承認されるべきかを示す短い説明で、ログインとは関係ありません。 任意の接続タイプにアクセス制限を設定するには 1.特定のパスへのHTTPまたはHTTPSを介したクライアント接続でフリーアクセスを許可するには、それらのパスをそれぞれHTTP:フリーアクセス または HTTPS:フリーアクセス リストに追加します。 2.特定のパスへのHTTPまたはHTTPSを介したクライアント接続で認証を要求するには、それらのパスをそれぞれHTTP:認証が必要 または HTTPS:認証が必要 リストに追加します。 3.いずれのリストにも含まれていないパスにアクセスする場合、プライオリティ フラグが有効に設定されているかどうか応じて認証が要求されます。フラグがセットされている場合、いずれのリストにも含まれていないパス(または両方に含まれているパス)にアクセスするには認証が必要です。フラグがセットされていない場合、それらのパスへは認証なしでフリーアクセスすることができます。 アドレスリストを編集するには 1.ディレクトリ フィールドで指定されたディレクトリへの相対パスを定義する正規表現を指定します。 2.新しいフィールドを追加するには、該当するセクション内で 3.フィールドを削除するには、 |