Dr.Web Server for UNIX系OSのアップグレード |
Dr.Web Serverをバージョン13にアップグレードするには: •バージョン11以降のDr.Web Serverのアップグレードは、同じタイプのパッケージであれば、すべてのUNIX系OSで自動的に実行されます。必要に応じて、手動でアップグレードすることもできます。 •バージョン12以降のDr.Web Serverのアップグレードは、Control Centerから行うこともできます。手順については、管理者マニュアル の Dr.Web Serverのアップグレードとバックアップからの復元 セクションを参照してください。
設定ファイルの保存 Dr.Web Serverをアンインストールしてバージョン13に自動アップグレードすると、設定ファイルはデフォルトのバックアップディレクトリ /var/tmp/drwcs/ に保存されます。 Dr.Web Serverがアンインストールされると、以下のファイルが自動的に保存されます。
自動アップグレード 後には、次のファイルもバックアップディレクトリに保存されます。
データベースの保存 Dr.Web Enterprise Security Suiteソフトウェアをアップグレードする前に、データベースをバックアップすることを推奨します。 データベースをバックアップするには 1.Dr.Web Serverを停止します。 2.データベースをファイルにエクスポートします。 •FreeBSD: •バージョン13より前のDr.Web Serverの場合 # /usr/local/etc/rc.d/drwcsd exportdb /var/tmp/esbase.es •バージョン13以降のDr.Web Serverの場合 # /usr/local/etc/rc.d/drwcsd modexecdb database-export /var/tmp/esbase.es •Linux: •バージョン13より前のDr.Web Serverの場合 •バージョン13以降のDr.Web Serverの場合 # /etc/init.d/drwcsd modexecdb database-export /var/tmp/esbase.es 外部データベースを使用するDr.Web Serverでは、データベースと一緒に提供される標準ツールを使用してください。
バージョン11以降のDr.Web Serverのアップグレードは、同じタイプのパッケージであれば、すべてのUNIX系OSで自動的に実行されます。 設定ファイル は自動的に変換され、対応するディレクトリに置かれます。また、一部の 設定ファイル はバックアップディレクトリにも保存されます。 インストールされたパッケージ上でバージョン11以降からの Dr.Web Serverのアップグレードを行うことができない場合は、バックアップを保存して以前のバージョンのDr.Web Serverソフトウェアをアンインストールし、保存したバックアップを使用してバージョン13のソフトウェアをインストールする必要があります。 1.Dr.Web Serverを停止します。 2.使用する予定のファイル(Dr.Web Serverのアンインストール中に手順 3 で自動的にコピーされる ファイル 以外に)がある場合は、それらのファイル(レポートテンプレートなど)を手動でバックアップします。 3.Dr.Web Serverソフトウェアをアンインストールします(Dr.Web Server for UNIX系OSをアンインストールする を参照)。ファイルのバックアップコピーを作成するよう求められます。バックアップを保存するパスを指定するか、デフォルトのパスを受け入れます。 4.手順 3 のバックアップコピーを使用して、一般インストール手順(Dr.Web Server for UNIX系OSをインストールする)に沿って、Dr.Web Serverバージョン13をインストールします。保存した設定ファイルと組み込みデータベース(組み込みデータベース使用の場合)はすべて、Dr.Web Serverバージョン13で使用できるように自動変換されます。自動変換が行われない場合、以前のバージョンから取得した一部のDr.Web Server設定ファイルとデータベース(組み込みデータベース使用の場合)は使用できません。 ファイルを手動で保存した場合、それらを前回のバージョンと同じディレクトリに置きます。
5.Dr.Web Serverを起動します。 6.リポジトリのアップグレード設定を行い、フルアップグレードを実行します。
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