チャプター 9. SpIDer Guard の設定

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SpIDer Guard for Windows はアンチウイルスガード(モニターとも呼ばれます)で、メインメモリ内に常駐します。このプログラムは全ての開かれたファイルをオンアクセスで検査し、実行中のプロセス内にウイルスと思われる活動が無いかモニターします。

SpIDer Guard はWindowsが起動すると自動的にロードされ、そのセッション中はアンロードすることが出来ません。ただし、必要に応じて(例えばプロセッサリソースを大量に消費するタスクを実行するため) SpIDer Guard 一時的に無効にする ことは可能です。

デフォルト設定では、ハードドライブ上で作成中または変更中のファイル、およびリムーバブルメディアやネットワークドライブ上で開かれた全てのファイルのオンアクセススキャンを実行します。スキャン方法は Dr.Web Scanner と同様ですが、より柔軟な設定が可能です。また SpIDer Guard は、実行中のプロセス内にウイルスと思われる活動が無いか常にモニターし、検出した場合は、悪意のあるプロセスをブロックしてユーザーに報告します。

デフォルトでは SpIDer Guard はバックグラウンドモードで動作し、ユーザーの指示を仰がずに、検出したウイルスを自動的に回避しようとします。 設定 を変更することで、様々なウイルスイベントに対する自動的なアクションを設定することが可能です。

SpIDer Guardのセットアップ

SpIDer Guard の設定はインストールするSpIDer Guardのバージョンによって異なります。SpIDer Guard には以下の2つのバージョンがあります。

SpIDer Guard G3

SpIDer Guard NT4

SpIDer Guard がインストールされる前にOSのバージョンが自動的に判別され、それに対応する SpIDer Guard のバージョンがインストールされます(システム要件 参照)。