Macのオンデマンドスキャン

Dr.Web Scannerはファイルシステム内のオブジェクトをオンデマンドでスキャンし、システムに潜んでいる可能性のあるさまざまな脅威を検出します。お使いのMacを保護するには、Dr.Webによるシステムスキャンを定期的に実行することをお勧めします。

特定のファイルやフォルダをオンデマンドスキャンの対象から 除外 することができます。

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Macがバッテリー駆動に切り替わった場合、バッテリーの消耗を抑えるためにスキャンが一時停止します。その際、スキャンを続行するかどうかをユーザーが決定するための通知が表示されます。充電ケーブルの使用に切り替えると、スキャンは自動的に再開されます。

システムの最も脆弱な部分のみをクイックスキャンするには クイックスキャン を選択します。ファイルシステム全体のフルスキャンを実行するには フルスキャン を選択します。または、スキャンするファイルやフォルダを指定することもできます。

スキャンの種類

スキャンモード

説明

クイックスキャン

このモードでは次のオブジェクトをスキャンします。

全ディスク上のブートセクター

RAM

起動ディスク上のルートフォルダ

システムフォルダ

カレントユーザーフォルダ

一時ファイル

システム復元ポイント

ルートキット(スキャンが管理者権限で実行された場合)

注意

このモードでは、アーカイブおよびメールファイルはスキャンされません。

フルスキャン

RAMおよび全てのハードドライブ(すべてのディスクのブートセクターを含む)をスキャンします。またルートキットスキャンも実行されます。

カスタムスキャン

ユーザーの指定したファイルやフォルダをスキャンします。

ic_arrow90deg クイックスキャンを実行するには

ic_arrow90deg フルスキャンを実行するには

ic_arrow90deg 特定のファイルやフォルダのスキャンを実行するには

スキャン結果

以下の場合にスキャン結果を確認することができます。

スキャンを中断した(停止 をクリックした)

Dr.WebがMacのスキャンを完了した

スキャン結果のウィンドウには以下の情報が表示されます。

スキャンされたオブジェクトの数

スキップされたオブジェクト の数

検出された脅威の数

駆除された脅威の数

脅威を検出すると、Scannerは 設定 に従ってアクションを適用します。異なる種類の脅威に対して自動的に適用されるアクションを変更したり、手動でアクションを適用したりすることができます。

ic_arrow90deg 脅威に関する詳細な情報を確認するには

スキャンの詳細 タブで、Dr.Webが最後のスキャン中に検出した脅威に関する詳細情報を確認できます。

Dr.Webによるスキャン中にオブジェクトがスキップされた場合

理由

解決策

オブジェクトに対してアクションを適用するための権限が不十分

管理者権限 でスキャンを開始してください。

ファイルサイズが大きすぎる

Scanner設定 で、1つのオブジェクトに対するスキャン時間の上限を増やしてください。

スキャンを再開します。

ファイルが破損しているかパスワード保護されている

アーカイブの場合は展開してください。

スキャンを再開します。

スキップされたオブジェクトのリストにアーカイブが含まれている

Scanner設定アーカイブ オプションを有効にするか、アーカイブを展開してください。

スキャンを再開します。

スキップされたオブジェクトのリストにメールファイルが含まれている

Scanner設定メールファイル オプションを有効にするか、アーカイブを展開してください。

スキャンを再開します。

管理者権限でスキャンを実行する

脅威の種類によっては、Dr.Webは アクション を適用する際に管理者権限を必要とする場合があります。

ic_arrow90deg 管理者権限でスキャンを開始するには