簡単な説明 |
このセクションの内容 •ファイルリポジトリの操作: ▫GNU/Linuxファイルシステムモニタリングを設定する方法 ▫Dr.Web for UNIX File ServersをSambaサーバーに接続する方法 ▫Dr.Web for UNIX File ServersをNovell Storage Servicesに接続する方法 •Dr.Web for UNIX File Serversの一般的な動作: ▫Dr.Web for UNIX File Serversを再起動する方法 ▫Dr.Web for UNIX File Serversを有効化する方法 ▫Dr.Web for UNIX File Serversをアップグレードする方法 ▫Dr.Web for UNIX File Serversコンポーネントを追加または削除する方法 ▫Dr.Web for UNIX File Serversコンポーネントの動作を管理する方法 ▫Dr.Web for UNIX File Serversのログを表示する方法 Dr.Web for UNIX File ServersをSambaサーバーに接続する方法 Sambaファイルサーバーとの統合セクションの指示に従ってください。 Dr.Web for UNIX File ServersをNovell Storage Servicesに接続する方法 NSSボリュームとの統合セクションの指示に従ってください。 GNU/Linuxファイルシステムモニタリングを設定する方法 ファイルシステムモニタリングの設定セクションの指示に従ってください。 Dr.Web for UNIX File Serversを再起動する方法 Dr.Web for UNIX File Serversがすでに実行されているときに再起動するには、Dr.Web ConfigD設定デーモンを管理するスクリプトを使用することもできます。デーモンを起動、停止、または再起動すると、それぞれDr.Web for UNIX File Serversが起動、停止、または再起動されます。 Dr.Web ConfigDの動作を制御するシェルスクリプトは、標準のOSディレクトリ(GNU/Linuxの場合は/etc/init.d/、FreeBSDの場合は/usr/local/etc/rc.d/)にあります。スクリプトの名前はdrweb-configdです。次のパラメータがあります。
たとえば、GNU/Linux OSでDr.Web for UNIX File Serversを再起動(実行されていない場合は起動)するには、次のコマンドを使用します。
1.集中管理サーバーのアドレスとその証明書のファイルをアンチウイルスネットワーク管理者から入手します。ワークステーションのIDとパスワードや、メイングループと課金プラングループのIDなど、追加パラメータが必要になる場合もあります。 2.Dr.Web for UNIX File Serversで提供されるDr.Web Ctlコマンドラインツールのesconnectコマンドを使用します。 接続するには、サーバーの証明書ファイルへのパスを指定して、--Certificateオプションを使用する必要があります。--Loginと--Passwordパラメータを使用することで、ホストのID(集中管理サーバー上での表記は、端末の識別子)と集中管理サーバーの認証用パスワードも入力できます。この場合、サーバーへの接続は、正しいIDとパスワードのペアを指定した場合にのみ確立されます。パラメータが指定されない場合、サーバーへの接続は、(サーバーの設定に応じて、自動的またはアンチウイルスネットワークの管理者によって)サーバーで承認されている場合にのみ確立されます。 さらに、--Newbieオプション(新しいユーザーとして接続する)を使用することもできます。このモードがサーバーで許可されている場合、この接続が承認されると、サーバーは自動的に一意のIDとパスワードのペアを生成します。これはその後、このエージェントがサーバーに接続する際に使用されます。
Dr.Web for UNIX File Serversに集中管理サーバーへの接続を指示するコマンドの標準的な例は次のとおりです。
集中管理サーバーへの接続を確立すると、サーバーに設定されている権限とDr.Web ES AgentコンポーネントのMobileMode設定パラメータの値に応じて、Dr.Web for UNIX File Serversは集中管理モードまたはモバイルモードで動作します。無条件にモバイルモードを使用できるようにするには、パラメータの値をOnに設定します。集中管理モードで動作させるには、パラメータの値をOffに設定します。 集中管理サーバーに接続されているDr.Web for UNIX File Serversにモバイルモードへの切り替えを指示するコマンドの標準的な例は次のとおりです。
Dr.Web for UNIX File Serversを集中管理サーバーから切断してその動作をスタンドアロンモードに切り替えるには、Dr.Web for UNIX File Serversで提供されるDr.Web Ctlコマンドラインツールのesdisconnectコマンドを使用します。
Dr.Web for UNIX File Serversをスタンドアロンモードで使用するには、有効なライセンスキーファイルが必要です。それ以外の場合は、動作がスタンドアロンモードに切り替えられた後、Dr.Web for UNIX File Serversのアンチウイルス機能がブロックされます。 Dr.Web for UNIX File Serversを有効化する方法 1.Doctor Web公式サイトhttps://products.drweb.com/register/v4から登録を実施します。 2.登録時に指定したメールアドレスに、有効なライセンスキーファイルを含むアーカイブが送信されます(登録後にこのアーカイブをWebサイトから直接ダウンロードすることもできます)。 3.キーファイルのインストール手順を実行します。 1.共有ディレクトリを記述するセクションを追加して、Sambaサーバーの設定ファイル(smb.conf)を編集します。共有ディレクトリを記述するセクションは、次のようになります。
<share_name>は共有リソースの任意の名前、<any comment>はコメントを含む任意の行になります(オプション)。 2.追加した共有ディレクトリのスキャン設定を指定する必要があり、これらの設定がデフォルトのSpIDer Guard for SMB設定と異なる場合は、Sambaファイルサーバーとの統合セクションに記載されている手順3と4を実行します。 3.SambaサーバーとDr.Web for UNIX File Serversを再起動します。 1.ProtectedVolumesパラメータ(設定ファイルの[NSS]セクション)に、保護するボリュームの名前を指定します。このパラメータに値が割り当てられていない場合は、NSSボリュームのマウント用ディレクトリのすべてのボリュームが保護されます。 2.Dr.Web for UNIX File Servers Dr.Web for UNIX File Serversを再起動します。 Dr.Web for UNIX File Serversをアップグレードする方法 コンポーネントのバージョンを更新するか、新しいバージョンにアップグレードしてください。
Dr.Web for UNIX File Serversコンポーネントを追加または削除する方法 コンポーネントのカスタムインストールとアンインストールの手順に従います。
Dr.Web for UNIX File Serversコンポーネントのステータスを表示したり、それらの動作を管理したりするには、次のものを使用できます。 •コマンドラインベース管理ツールDr.Web Ctl(drweb-ctl appinfo、drweb-ctl cfshow、およびdrweb-ctl cfsetコマンドを使用します。使用可能な管理コマンドのリストを表示するには、drweb-ctl --helpコマンドを使用します)。 •Dr.Web for UNIX File Serversの管理用Webインターフェース(デフォルトでは、Webブラウザからhttps://127.0.0.1:4443/にアクセスすると利用できます)。 Dr.Web for UNIX File Serversのログを表示する方法 デフォルト設定に従って、すべてのDr.Web for UNIX File Serversコンポーネントの一般ログはsyslogファイルに表示されます(システムコンポーネントsyslogによってメッセージをログに記録するためのファイルはシステムによって異なり、ディレクトリ/var/logにあります)。一般ログ設定は、設定ファイルの[Root]セクション(LogパラメータとDefaultLogLevelパラメータ)で定義されます。設定セクションの各コンポーネントには、LogパラメータとLogLevelパラメータがあります。それらのパラメータでログの保存場所と、コンポーネントがログに出力するメッセージのロギングレベルを設定します。 また、drweb-ctl logコマンドを使用することもできます。 ロギング設定を変更するには、コマンドライン管理ツールDr.Web CtlとDr.Web for UNIX File Servers管理Webインターフェース(インストールされている場合)を使用してください。 •エラーを特定するために、すべてのコンポーネントのログの出力先を別のファイルに設定し、デバッグ情報がログに出力されるようにすることを推奨します。そのためには、以下のコマンドを実行します。
•デフォルトのロギング方法とログレベルに戻すには、次のコマンドを実行します。
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