Webトラフィックをチェックする |
SpIDer GateはHTTPトラフィックをスキャンし、悪意のあるオブジェクトをブロックします。HTTPは、ブラウザ、ダウンロードマネージャー、インターネットで動作する他のアプリケーションによって使用されます。SpIDer Gateは、HTTPSなどの暗号化プロトコルで送信されたデータをチェックできます。これを行うには、ネットワーク セクションの オプションを有効にします。 デフォルトでは、SpIDer Gateは非推奨サイトや感染源として知られるWebサイトをフィルタリングします。そのようなWebサイトに関する情報は、Dr.Webクラウドサービスに保存されているリアルタイムデータからも取得されます。 SpIDer Gate はWindowsの起動と同時に自動的に起動し、メインメモリ内に常駐します。 トラフィックのスキャンと非推奨サイトのフィルターを有効/無効にするには 1.Dr.Web メニュー を開き、 を選択します。 2.開いたウィンドウで、 タイルをクリックします。 3.スイッチ を使用して、SpIDer Gate を有効または無効にします。 図42. SpIDer Gate を有効/無効にする このセクションでは以下の設定を行うことができます。 •チェックされていないオブジェクトや破損しているオブジェクトをブロック 以下も参照してください: トラフィックチェックのオプション ほとんどの場合、デフォルトの SpIDer Gate 設定が最適です。必要がない限り変更しないでください。 SpIDer Gate 設定を開くには 1.Dr.Webが 管理者モード で動作していることを確認してください(プログラムウィンドウ下部にあるロックが開いています )。管理者モードではない場合は、ロックをクリックします 。 2. タイルをクリックします。コンポーネントの設定ウィンドウが開きます。 図43. HTTPトラフィックチェック設定 グループで、Mail.ru Agent、ICQ、Jabberクライアントなどのインスタントメッセージクライアントによって送信されたURLやファイルのスキャンを有効にできます。チェックされるのは着信トラフィックのみです。デフォルトでは、このオプションが有効になっています。 検出された脅威には、次のアクションが適用されます。
SpIDer Gate がメッセージ内のURLをスキャンする際は、スキャンから除外するWebサイト と アプリケーション のリストが適用されます。 グループでは、該当するオプションを有効にすることで、著作権所有者からの申し立てにより一覧に追加されたURLと信頼できないWebサイトの自動ブロックを有効にできます。 必要なWebサイトへのアクセスを許可するには、 グループで 除外を指定 します。
このセクションおよび次のセクションにアクセスするには、 リンクをクリックします。 SpIDer Gate では以下のマルウェアをブロックできます: •疑わしい •リスクウェア •ダイアラー •ハッキングツール •アドウェア •ジョークプログラム マルウェアのブロックを有効にするには、 リンクをクリックし、 グループで対応するスイッチを有効にします。デフォルトでは、SpIDer Gateは疑わしいプログラム、アドウェア、ダイヤラーをブロックします。 SpIDer Gate では、チェックされていないオブジェクトや破損したオブジェクトをブロックできます。デフォルトでは、これらの設定は無効になっています。設定を開くには、 リンクをクリックします。 と - デフォルトでは、この設定は無効になっています。 - ファイルを読み込むときなどに、Dr.Webで最終的なファイルサイズを特定できないことがあります。その場合、ファイルは分割してスキャンに送信されます。これには、コンピューターリソースが使用されます。リソースの使用レベルを設定し、サイズが不明なファイルを送信する頻度を決定できます。高いリソース使用レベルを選択すると、ファイルがより頻繁に送信され、より高速にスキャンされます。ただし、頻繁にスキャンを行うとプロセッサーの負荷が増えます。 - デフォルトでは、SpIDer Gate は受信トラフィックのみをスキャンします。必要に応じて、HTTPトラフィックタイプをスキャンするよう選択できます。 トラフィックのチェック中は、SpIDer Gate 設定、ホワイトリスト、スキャンから除外するアプリケーションのリスト が適用されます。 |