隔離マネージャー

隔離マネージャー は、隔離されたファイルを管理するためのツールです。隔離には、悪意のあるオブジェクトが検出されたファイルが含まれています。また、隔離にはDr.Webによって処理されたファイルのバックアップコピーも格納されます。隔離マネージャー を使用して、隔離されたファイルを削除、再スキャン、復元することができます。

隔離マネージャー ウィンドウを開くには

1.Dr.Web メニュー Dr.Webアイコン を開き、Security Center を選択します。

2.開いたウィンドウで、ツール タイルをクリックします。

3.隔離マネージャー タイルをクリックします。

図 112. 隔離内のオブジェクト

ウインドウ中央の表には、隔離されたオブジェクトに関する以下の情報が含まれています。

オブジェクト - 隔離されたオブジェクトの名称

脅威 - オブジェクトが隔離へ移された際の Dr.Web によるマルウェアの分類

移動日 - オブジェクトが隔離に移された日時

パス - 隔離に移される前にオブジェクトがあった場所へのフルパス

注意

お使いのユーザーアカウントでアクセス可能なオブジェクトのみが表示されます。隠しオブジェクトを見るには管理者権限が必要です。

デフォルトでは隔離内のバックアップコピーは表示されません。それらを表示させるには 詳細 をクリックし、ドロップダウンリストから バックアップコピーを表示 を選択してください。

隔離されたオブジェクトに対する動作

管理者モード では、以下のボタンを使用することができます。

復元復元) ボタン - 1つまたは複数のオブジェクトを選択したフォルダに移動します。

注意

このアクションはオブジェクトが安全であると分かっている場合のみ使用してください。

再検査再検査) - 隔離されているファイルを再度スキャンします。

削除削除)ボタン - 1つまたは複数のオブジェクトを隔離およびシステムから削除します。

これらの設定は、1つまたは複数のオブジェクトを選択し、それらを右クリックすることでも開くことができます。

一度に全てのオブジェクトを隔離から削除するには、詳細 をクリックし、ドロップダウンリストで 全て削除 を選択します。

アドバンス

隔離されたファイルの保存先や自動削除を設定するには、隔離マネージャーの設定 に移動します。