データベース管理

データベース管理 セクションではDr.Web Serverと動作しているデータベースのメンテナンスを直接行うことができます。

全般 セクションには以下のパラメータが含まれています。

最終DBメンテナンス フィールド - このセクションからデータベースのメンテナンスコマンドが最後に実行された日付です。

データベースのメンテナンスを行うコマンドのリストには以下が含まれています。

Dr.Web Server scheduleのタスクと同様のコマンド。コマンド名はServerスケジュールの アクション セクション内にあるタスクの名前と一致します(対応するスケジュールタスクは表タスクの種類とそのパラメータを参照してください)。

データベース解析コマンド。analyzeコマンドを使用してServerデータベースを最適化します。

アクティブではない端末の削除コマンド。アンチウイルスネットワークで作成されても、Serverに一度も接続されていない端末のアカウントを削除するコマンドです。その期間を過ぎると未使用の端末アカウントが削除される期間を指定します。
ステータス新規グループ内のアンチウイルスネットワークの階層的リストで未使用の端末のリストを確認できます。

データベースのメンテナンスコマンドを実行するには

1.コマンドリスト内で実行するコマンドにチェックを入れます。

必要に応じ、データベースをパージするコマンドの期間を変更します。その期間が過ぎると情報は古くなったと見なされ、Serverから削除されます。

2.今すぐ適用 をクリックします。選択された全てのコマンドが直ちに実行されます。

コマンドの保留や定期的な自動実行を行う場合は(データベース解析を除く)Server Task Scheduler を使用します。

データベースの管理を行うには、ツールバーにある以下のボタンを使用します。

インポート

エクスポート

データベースのエクスポート

データベースの情報をファイルに保存するには

1.ツールバー上で エクスポート をクリックします。

2.エクスポート設定ウィンドウ内で以下のうちいずれか1つを選択します。

データベース全体をエクスポート を選択すると、データベースにある全ての情報をgzアーカイブに保存します。エクスポートされるXMLファイルは、xmlexportdbスイッチを使用してコマンドラインからServer実行ファイルを実行した際に取得するデータベースエクスポートファイルと同じになります。xmlimportdbスイッチを使用してコマンドラインからServer実行ファイルを実行することで、このエクスポートファイルをインポートできます。
これらのコマンドについては、付録H3.3.データベースコマンド セクションを参照してください。

端末およびグループに関する情報をエクスポート を選択すると、アンチウイルスネットワークのオブジェクトに関する情報をzipアーカイブに保存します。このコマンドが実行された結果として、該当するServerの動作するアンチウイルスネットワーク内にある端末のグループおよび端末アカウントが、特定のフォーマットのファイルに保存されます。エクスポートファイルには端末に関する次の情報が含まれています:プロパティ、コンポーネント構成、パーミッション、更新制限の設定、スケジュール、インストールするコンポーネントのリスト、統計、削除された端末に関する情報、グループに関するプロパティ・コンポーネント構成・パーミッション・更新制限の設定・スケジュール・インストールするコンポーネントのリスト・親グループID。
エクスポートファイルは データベース管理 セクションからインポートできます。

アンチウイルスネットワーク ツリーで、1つまたは複数のユーザーグループを選択できます。この場合、エクスポートには、選択したグループおよび選択したグループがプライマリである端末の情報のみが含まれます。グループが選択されていない場合、エクスポートにはアンチウイルスネットワークの全ての端末とユーザーグループに関する情報が含まれます。

3.エクスポート をクリックします。

4.Control Centerを開いているwebブラウザの設定に応じて、データベースのアーカイブの保存先となるパスを指定します。

データベースのインポート

新しいServerまたはすでにアンチウイルスネットワーク内で動作しているServer上に情報を移行するため、中でも特に、接続されている端末のリストや2台のServerを統合するために、アンチウイルスネットワークのオブジェクトに関する情報が含まれたデータベースのインポート手順を使用できます。

インポートされた全ての端末は、インポートを実行しているServerに接続することができるようになります。インポートを実行する際はインポートする端末を接続するために必要な数のライセンスをお持ちであることを確認してください。必要に応じ、ライセンスマネージャー セクションで、端末に関する情報のインポート元となるServerからライセンスキーを追加してください。

データベースをファイルからロードするには

1.ツールバー上で インポート をクリックします。

2.インポートウィンドウで、データベースファイルが含まれたzipアーカイブを指定します。 ボタンを使用してファイルを選択できます。

インポートすることのできるzipアーカイブは、端末およびグループに関する情報をエクスポート オプションでデータベースをエクスポートする際に生成されたもののみになります。

3.インポートを開始するには、インポート をクリックします。

4.インポート中に同一の識別子を持った端末またはグループが存在し、それらがインポートデータと現在のServerデータベースの両方に含まれていた場合、重複するオブジェクトに対するアクションを設定する 重複 セクションが開きます。

グループおよび端末の一覧が個別の表として提示されます。

該当するオブジェクトの表について、グループインポートモード または 端末インポートモード ドロップダウンリストから重複を解決するオプションを1つ選択します。

全てのインポートされたデータを保存する - 現在のServerデータベースから重複するオブジェクトに関する全ての情報を削除し、インポートするデータベースの情報で上書きします。このアクションは表内にある全ての重複オブジェクトに対して同時に適用されます。

全ての現在のデータを保存する - 現在のServerデータベースから重複するオブジェクトに関する全ての情報を保存します。インポートするデータベースの重複するオブジェクトに関する情報は無視されます。このアクションは表内にある全ての重複オブジェクトに対して同時に適用されます。

手動で選択 - 重複するオブジェクトごとに、アクションを手動で指定します。このモードでは、重複するオブジェクトのリストを編集できます。これらのオブジェクトに対するオプションを設定します。それらが保存されます。

保存 をクリックします。