付録 B2. Oracleデータベースドライバーをセットアップする |
概要 Oracleデータベース(又はOracle DBMS)はオブジェクトリレーショナルDBMSです。Oracleは Dr.Web ESS の外部DBとして使用できます。
Oracle DBMSを使用するには 1.Oracle DBのインスタンスをインストールし、AL32UTF8エンコーディングをセットアップします。AL32UTF8エンコーディングを使用するために設定された既存のインスタンスを使うこともできます。 2.それぞれの外部データベースを使用するようデータベースドライバーをセットアップします。この操作は 設定ファイル 内、又は Dr.Web Control Center 経由(Dr.Web Enterprise サーバの設定→データベース タブ)で行うことができます。
Oracleを外部DBとして使用する場合、Oracle DBのインスタンスをインストールし、AL32UTF8 (CHARACTER SET AL32UTF8 / NATIONAL CHARACTER SET AL16UTF16)エンコーディングをセットアップする必要があります。この操作は以下のいずれかの方法で行うことが出来ます。 ◆Oracleインストーラを使用して(インスタンスインストールおよび設定の外部モードを使用) ◆CREATE DATABASEコマンドを使用して Oracleインスタンスの作成および設定に関する詳細はOracleドキュメンテーションをご覧ください。
データベースにアクセスするためのクライアント(Oracle Instant Client)は、 Dr.Web ESS のインストールパッケージに含まれています。 Oracle DBMSが対応しているプラットフォームのリストはベンダーのWebサイト http://www.oracle.com/technology/software/tech/oci/instantclient/index.html をご覧ください。 Dr.Web ESS は、次のバージョンのDBMSに対応しています: Oracle9i Database Release 2: 9.2.0.1 - 9.2.0.8 以降。 パラメータ Oracle DBMSへのアクセスを調整するには 以下の 表のパラメータを使用します。 Oracle DBMSのパラメータ
Oracle DBMSの接続文字列のフォーマットは以下の通りです。 //<ホスト>:<ポート>/<サービス名> ◆<ホスト> - Oracleサーバーの名前またはIP アドレス ◆<ポート> - サーバーをリッスンしているポート ◆<サービス名> - 接続するDBの名前 例: //myserver111:1521/bjava21 ◆myserver111 - Oracleサーバーの名前 ◆1521 - サーバーをリッスンしているポート ◆bjava21 - 接続するDBの名前 drwcsd.conf設定ファイルの例 Oracleを使用する場合、データベースドライバーの設定を以下のいずれかの方法で変更する必要があります。 ◆Control Center 内で:メインメニューの 管理 → 管理メニュー内 Dr.Web Enterprise サーバ → データベース タブ → データベース ドロップダウンリストから Oracle を選択し、以下のフォーマットに従ってパラメータを設定します。 ◆サーバー 設定ファイル 内で:設定ファイルのパラメータ設定方法は以下を参照してください。
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