H4. ネットワークインストーラ

スタート命令フォーマット

drwinst [<オプションパラメータ>] [<変数>] [<サーバー>]

オプションパラメータ

可能なオプションパラメータ:

-key=<public_key> — サーバー パブリックキーファイルへのフルパス。デフォルトでは サーバー インストールフォルダのInstallerサブフォルダ内にあります。

-uninstall — 端末上のパッケージの、アンインストールスクリプトを使用したアンインストール(-scriptオプションパラメータを参照してください)。スクリプトが明示的に提示されていない場合、内部スクリプトが実行されます。

そのようなオプションパラメータが無い場合は(-no-uninstallと同じ)、インストールが実行されます。

-script=<script_name> — 実行可能なスクリプトのファイルを設定します。アンチウイルスソフトウェアをアンインストールする為の-uninstallオプションパラメータと一緒に使用されます。

-interactive — インストーラをインタラクティブモードで実行します。

インストーラのインタラクティブ(グラフィカル)モードでの Agent のインストールについては Dr.Web Enterprise Agent のインストール をご覧ください。

-interactiveオプションパラメータが設定されていない場合、Agent のインストールはインストーラのバックグラウンドモードで行われますDr.Web Enterprise Agentのインストール 参照)。 ただし、インストールエラーまたはインストール実行エラーが発生した場合には、インストーラのインタラクティブグラフィカルモードを表示させることが可能です。

 

Dr.Web Control Center 経由で Agent のソフトウェアをリモートインストールする場合はこのオプションパラメータは使えません。

 

-interactiveオプションパラメータは 変数 とは同時に使用出来ません。変数が設定されている場合、それらは無視されます。

 

-retry=<回数> — Agent の場合と同様です

-timeout=<時間> — Agent の場合と同様です。

-compression=<モード> — サーバー トラフィックの圧縮モードです。可能な値はyesnopossibleで、デフォルトではnoに設定されています。

-home=<folder> — <フォルダ> — インストールフォルダです。デフォルトでは、システムドライブ上のProgram Files\DrWeb Enterprise Suite です。

-id=<端末_i識別子> — Agent がインストールされる端末の識別子を設定します。

-log=<ログ_ファイル> — インストール、及びアンインストールのログの為のフォルダです。インストールログファイル(Agent のインストールの為に設定)、またはアンインストールログファイル(Agent のアンインストールの為に設定)へのフルパスです。

デフォルトでは、インストールログは-home によってインストールの為に設定されたlogsサブフォルダに保存されています。

デフォルトでは、アンインストールログはユーザーが一時ファイルを保管する為に選択したフォルダに保存されています。

 

-log オプションパラメータが設定されていない場合、ログファイル名はGUID及びコンピューターの名前を使用して自動的に作成されます。

 

-verbosity=<詳細レベル> — ログの詳細レベル (Agent と同様です)。デフォルトの値はALLです。

 

このオプションパラメータは、続く-logオプションパラメータによって設定されるログの詳細レベルを定義します(上記参照)。1つの命令にこの種類のオプションパラメータを複数含むことができます。

 

-verbosity 及び -log オプションパラメータは相対配置です。

これらのパラメータを同時に使う場合、-verbosityオプションパラメータを-logオプションパラメータの前に設定してください。-verbosityオプションパラメータは、フォルダ内にあり次のオプションパラメータ内で指定されるログの詳細レベルを再定義します。

 

-regagentプログラムの追加と削除 のリスト内に Agent を登録します。

-platformsp1,p2,p3... — プラットフォームをロードする順番です(デフォルトでは標準です。詳細は 付録 J. Dr.Web Enterprise Agentの初回インストール時のスクリプトを使用する をご覧ください)。

-pwd=<パスワード> — サーバー にアクセスする為の Agent のパスワードを設定します。

-help — ヘルプを提供します。Agent のインターフェースモジュールと同様です。

-trace — エラーが発生した場所を特定する為のログを作成します。

変数

変数はオプションパラメータの後に記されます。エレメントのフォーマットは以下のとおりです。

<変数>=<値>

重要な変数:

agent.language="C:\Program Files\DrWeb Enterprise Suite\JA-ESAUI.DWL" このパラメータで Agent のコンテクストメニューの言語を 日本語 に変更します。言語リソースへのフルパスを指定してください。デフォルトでは 英語 になっています。

spider.install=noSpIDer Guard をインストールしません。 変数が指定されていない場合はインストールされます。

spiderml.install=no — 同様に、SpIDer Mail をインストールしません。

scanner.install=no — 同様に、Dr.Web Scanner for Windows をインストールしません。

spidergate.install=no — 同様に、SpIDer Gate をインストールしません。

agent.id=<識別子>

agent.password=<パスワード> — ワークステーションの識別子およびパスワードです。これらのパラメータが設定されている場合、ワークステーションは「新規端末」としてではなく、指定されたパラメータで接続されます。

サーバー

サーバー のリストは Agent の場合と全く同じです。