ファイルシステムモニタリング

このセクションの内容:

概要

ファイルシステムモニターSpIDer Guardの動作を管理する

ファイルシステムモニターSpIDer Guardを設定する

SpIDer Guardの動作に関する問題

概要

ファイルシステムオブジェクトの継続的なモニタリングは、ファイルシステムモニターSpIDer Guardによって行われます。

Dr.Web for Linuxグラフィカル管理インタフェースでSpIDer Guardの設定を行うことができます。

ファイルシステムモニターを有効/無効にする

コンポーネントの統計と検出された脅威のリストを見る

ファイルシステムモニターの次のパラメータを設定する:

検出された脅威に対するアクション

スキャンの対象から除外するオブジェクトのリスト

ファイルシステムモニターSpIDer Guardの動作を管理する

Dr.Web for Linux の管理ページで、ファイルシステムモニターSpIDer Guardを有効/無効にしたり、その動作に関する統計を確認したりできます。このページにアクセスするには、メインページSpIDer Guard をクリックします。

図 13. SpIDer Guard管理ページ

SpIDer Guardの管理ページには、以下の情報が表示されます。

ファイルシステムモニターSpIDer Guardの状態(有効/無効)およびコンポーネントの動作中にエラーが発生した場合はその詳細

SpIDer Guardの統計:

ファイルの平均スキャン速度

検出・駆除された脅威の数

SpIDer Guardを有効にするには、有効 をクリックします。SpIDer Guardを無効にするには、無効 をクリックします。

ファイルシステムモニターSpIDer Guardを無効にするには、アプリケーションが昇格した権限で動作している必要があります。アプリケーションの権限管理 を参照してください。

 

Dr.Web for Linux が 集中管理 サーバー によって動作している場合、SpIDer Guardを有効/無効にするオプションは、それがサーバーで無効になっている場合はブロックされます。

SpIDer Guardの状態(有効/無効)は次のように表示されます。

ファイルシステムモニターSpIDer Guardは有効になっていて、ファイルシステムを保護しています。

コンポーネントがユーザーによって無効にされているか、エラーが発生したため、ファイルシステムモニターSpIDer Guardはファイルシステムを保護していません。

ページを閉じるには、ペイン内のボタンを使用して別のページに移動してください。

Dr.Web for Linuxの現在のセッションでSpIDer Guardによって検出された脅威のリストは 検出された脅威 ページ(少なくとも1つの脅威が検出された場合に見ることができます)に表示されます。

ファイルシステムモニターSpIDer Guardを設定する

ファイルシステムモニターSpIDer Guardの動作は 設定ウィンドウ 内で設定できます。

SpIDer Guard タブ で、検出された脅威に対するアクションを設定します。

除外 タブ で、モニタリングの対象から除外するオブジェクトを指定します。

SpIDer Guardによる強化されたファイルモニタリングについては、ファイル監視モード を参照してください。

SpIDer Guardの動作に関する問題

SpIDer Guardの動作中にエラーが発生した場合、管理ページにエラーメッセージが表示されます。問題を解決するには、付録D に記載された既知のエラーに関する説明を参照してください。